第一回公判冒頭陳述の概要(2003.09.25)

第一回公判/検察による冒頭陳述の概要(2003.09.25)

被告人は長野県に父・兄弟と共に住んでいて、印刷業をしていること。平成5年に大麻取締法違反で懲役2年執行猶予4年の判決を受けたことがあること。

昭和56年頃、被告人は、大麻を吸うようになり、近くの山中や自宅で大麻を栽培するようになった。被告人は大麻を自由化したいと考えるようになり、大麻パーティを開いたり、大麻の書籍を出したり、インターネットのホームページで大麻の合法化を呼びかけるなどの活動をしてきた。

その一方で、自宅で大麻栽培を続け、知人や本を見てやってきた人からカンパとして金銭を受け取り、大麻を譲り渡した。受け取った金銭は大麻栽培や大麻合法化運動に充てた。

平成15年7月14日、麻薬取締官が家宅捜査したところ、自宅の各所から大麻草、大麻の鉢植え、大麻の吸飲道具、小分け道具などが見つかった。

(傍聴メモに基づき記載)