カンナビスト・サロン 過去ログ
逮捕された者から 〜 合法化への問題点

09/08(金) 15:08:50 みき @逮捕された者から
こんにちは初めて投稿します。
医療大麻の掲示板にて、このサイトの存在を教えられました。
今日は、皆さんに伝えたいことと、お聞きしたいことがありますので、
もし良ければレスおよびメールの方を下さい。

まずは、私の逮捕経験談から。

私は、数年前より「鬱病」がひどく、もっぱら睡眠薬や抗鬱剤(レンドルミン、デパスetc)の投与でなんとか会社に通勤できるようになりましたが、それでも鬱症状は治らず、今年、会社を退職したのです。
 そこで、元々好きだった海外旅行をということで渡航先のアジアの国で、同じ旅行者から大麻の存在を教えられ、時々吸引することになったのです。
 感想は「こんなに副作用がなく、体に抵抗なく受け入れられる薬が存在したんだ」というものでした。旅行者から、医療目的での大麻の有用性を聞いていたので、すんなりと受け入れられたのです。ですから、私の場合、やみ雲に吸引して大騒ぎするといった大麻の楽しみ方ではなく。一人もしくは数人で、ひそやかに楽しむという程度のものでした。
 ところが、私はよりによってその大麻(10g)を帰国の際に足元の靴下に入れ密輸してしまったのです。
 罪になることは分かっていたのですが、国内に帰れば、胡散臭い売人と接触を持たなければならなくなることや、値段も格段に高くなるので、そういった考えからうかつにも、密輸してしまったのです。

結果は、、、税関で捕まり、その後緊急逮捕でした。

白状してから、ブツ採りや税関での調書を取るまで4時間くらい。
およそ6時間後には、留置場に入れられました。

鉄の手錠の重みと、冷たさが今でも残っています。。

その後、留置場では10日間。ほかの暴力団関係者や強制送還対象者の外国人の方とずうっと同じでした。ひたすら肩身が狭かったです。
私の場合、被害者なき犯罪でしたし、国内での吸引事実もなかったということで取り調べは10日で終わりましたが、通常の大麻事件ですとぎりぎり一杯の20日間拘留されるそうです。これは本当に苦痛です。
そして、当然自宅にガサ入れも来ます。私の場合、家族がいたのでそれはもう大変な驚きようでした。
 そして検事調べで罪状を認めたあと、拘置所へ移管されました。ここは起訴された裁判待ちの人間が大勢いるところです。ほとんどが独房でした。
留置所とは違って、冷房もないし勝手に部屋の中を移動もできないし、とにかく時間のたつのが遅い場所でした。もちろんタバコも吸えませんし(留置場では一日2本と取調べのときは自由)、もう1日いただけで頭が狂いそうでした。(中には罪状認否で10年以上も独房にいる人もいると聞くが・・・)。
たまに部屋にゴキブリが顔を出すと、もう嬉しくて嬉しくて、、生かさず殺さず逃がさず、ずっとゴキブリと遊んでしまうくらい本当に時間が過ぎるのが遅いのです。
結局、4日後、家族のものが弁護士とともに保釈手続きをしてくれたおかげで、総額150万円を支払って私は、現在保釈中の身です。
保釈金は、全額帰ってきますが、弁護士費用がおよそ60万円ほど掛かるので90万円しか帰ってきません。
そして、あとは裁判を待つのみです。
おそらく初犯ですので執行猶予がつくとは思いますが、おそらく「懲役1年〜2年、執行猶予3年〜4年」という判決になると思われます。
この結審というものは、本当にアバウトなもので、例えば大学を卒業しているとか、職業を持っているとか、家族を持っているとか、真面目そうだとか、およそ本人の実際の素行とは関係ないところで、色んな情状酌量がされて「引き算」されていくのです。
私が、色々調べたところですと大麻でも、営利目的が一番重く、続いて海外からの密輸、そして国内での吸引と続くそうです。
しかし、国内での吸引でも、ガサ入れで常習的に吸引しているとなれば、少し変わってくるようです。

逮捕された経験を持つものから一言言わせて頂くと、国内での吸引は控えたほうがいと思います。
なぜなら下手したら新聞報道され、社会から隔絶され、また家族は白い目で見られ
再就職も世間に知られていればままなりません。
たった1gでも、です。
そして何よりも、行動を束縛された留置場、拘置所、さらには考えただけでも恐ろしい刑務所での懲役が待っています。
無事、執行猶予の裁定が出ても、自動車の運転もままなりません(6点以上の刑事違反なら執行猶予取り消し)。

本当に将来と未来の可能性をさえぎってしまいます。

今でも、私は思想的には大麻の有用性と無害性は信じています。
ですが、あの冷え切った検事室や裁判所でどうしてそんなことが言えましょうか?

「反省がない」と罪を重くするだけです。

だから、私は心の中で大麻の自由化が来る日を応援するとともに、私の犯した罪は罪として潔く受け入れるつもりです。

私は、運も強いほうでしたし、要領がいいと自分でも思っていましたが、本当にこんなささいなことで、自分の人生を大きく左右してしまうとは思いもかけませんでした。

ですから、皆さんには決して密輸だとか国内での吸引というのはお勧めできません。
活動や思想とは別に、個人の吸引は海外でするべき、だと切に思います。

皆様に、ご多幸あれ。

09/08(金) 15:34:39 みき A今後の社会的制裁について
長々と書いて申し訳ありません。
今回は、私から皆様に、情報提供をお願いするというものです。

大麻にかかわらず、前科者に対する社会的制裁というのは皆さんが考えているよりも酷なものです。

まず就職です。
履歴書に「賞罰」の欄がありますが、正直に書けるわけがありません。
そしてしばらくは大丈夫だとは思いますが、なんかの時に判明した場合は
「詐欺罪」となってしまいます。
執行猶予中の場合、もし詐欺罪で有罪判決が出た場合「弁当持ち」でよけいに刑期を勤めねばなりません。

そして、さきほど言った自動車の運転ですね。今まで、軽い酒気帯び程度でしたら運転していましたが、これからはとてもじゃないですけどできません。
もし捕まったら、残りの刑期を勤めねばなりません。

最後に、皆様に伺いたいものがあります。
そうです。海外への渡航が制限されてくるのです。

一般的には、執行猶予中でもパスポートを所有していれば、海外への渡航は自由です。ところが、パスポートを所有していなければ、新規の申請は猶予中は受け付けれくれません。
こっけいな話ですが、事実です。

幸い私は、パスポートを所有しているので、渡航は自由、ということになります。

しかしながら、
国内での犯歴というのは、先進西側諸国にはデータが共有されているというのです。特に、アメリカ(なかでもハワイ州)は一番厳しいらしく、
観光旅行で行く場合ノービザ(ビザ免除プログラム)には、過去の前科者は適用されません。
自己申告になっているので、「nothing」と書けばよいのですが、どうやらパスポート番号とかで犯歴はリンクされているらしく虚偽の申告をした場合は、入国拒否になってしまいます。
一度入国拒否を受けたものは、ほぼ再入国はできないそうです。

ですから、私は観光旅行でもビザ申請をしなければならず、申請しても許可が下りるかどうかは分かりません。

国内の犯歴データが漏洩しているとなると、憲法違反では?と首を傾げざるを得ませんが、一般個人のレベルでは、その現実を受け止めざるを得ません。

色々関係各所にも問い合わせたのですが、明確な返答は得られず、頼れるものは同じ境遇の「経験者」しかありません。

今までのところ
@出国は自由
A入国は不明、ケースバイケース
といった情報しか分かっていません。

他には
@タイ、韓国、香港は問題なかった
Aハワイで入国拒否された(大麻前科者ではありませんが、虚偽の申告をしたらしいです)

といったものしかありません。

私は、これから再就職するつもりですが、当然その企業でも海外出張といったことが考えられます。もし、その場合入国拒否にでも遭い、私の前科が知られたらと考えると、ゾッとします。
また、当然、海外旅行もこれからもしたいです。ですが、一体どの国でどういう判断が下されるか全くもって分かりません。

頼れるのは、経験者のお話に他なりません。

貴重なお時間を取って、こんなたわいもないお話を長々と書いて申し訳ありませんが、もし、有用な情報を持っている方がいらしましたら、レス及びメールを頂ければと思います。

ありがとうございました。

09/09(土) 16:08:02 RE:逮捕された者から
みきさん、こんにちは。
体験談を聞かせていただき、どうもありがとうございました。
逮捕されたという事実だけで十分に心的苦痛と社会的制裁を受け、
仮に懲役刑を免れて執行猶予がついても、その後の自由が大きく束縛される。。。
こういう生々しい話を聞くと非犯罪化の必要性と緊急性を改めて思い知らされます。

09/11(月) 13:59:04 四二〇 その後
 みきさんのお話はとてもショックな内容ですね。自分の身に同じことが降りかかると思ったら、とてもビビってしまいました。
 僕の周りにも捕まって弁当持ちになった人がいるのですが、その人は何の不自由もなく以前と同じ生活をしていて、その後も嗜好をやめていません。海外にも何度も行ってますし(ハワイも!)そんなものなのかと思ってました。でもそうじゃないケースもじゅうぶんあるんですね。なんとかせねば。

09/11(月) 23:10:54 みき 420さん
同じように、大麻で逮捕され、弁当持ちになったかたが、普通どおりの生活をされているという話は、本当に心強いです。
特に、アメリカやハワイの話は、興味深いです。
もし支障がなければ、詳しいビザの件などを教えてくだされば幸いです。

09/12(火) 17:05:38 INDOSMOKKE みきさんへ
深刻な問題ですね・・・ 自分の周りでも逮捕経験者いますが、弁当もちの間に不便を感じていると言うのはあまり聴いたこと無いです アドバイスみたいな偉そうな事は言えませんが 執行猶予中はおとなしくしていた方がいいと思います あと海外での吸引については その国の状況を良く調べる事をお薦めします 日本よりも捕まれば厳しく ましてや外国と言う事でひどい対応になる場合もありますので・・・ 今回は大麻取締法の検挙による弁当もちについてで いろいろ障害があるのは解りますが 一般の犯罪(他人に迷惑を掛ける犯罪)については厳しく取り締まり それなりの不自由を与える事もやむを得ないと思います 被害者無き犯罪である「大麻取締法」が同列で取り扱われている事に問題があるのです 「大麻の真実」を世に知らしめ「非犯罪化」を望んでいます  ENJOY SMOKE PEACE! INDOSMOKE

09/12(火) 20:02:54 麻生 みきさんへ
 大麻取締法により多くの障害を受けようとしているとのこと。状況に負けずがんばってください。
 海外旅行ですが、小生の周りの人たちでは、それほど困ったケースは起きていません。以前、カンナビス・カップ・ツアーをしたとき参加した一人は、大麻取締法違反の執行猶予中でしたが全く問題なくオランダに行って、日本のテレビ取材の前で、大麻を吸っていました。その様子は実名で放送されました。
 みきさんのお話は、最も運の悪いケースですね、小生は、日本での大麻取締法の逮捕者が減っていると書きましたが、実は、海外からの持ち込みだけは例外です。みきさんは、よりによって一番、逮捕されやすいことをしてしまったわけです。
 そうは言っても大変なのは変わらないですよね。みきさんが書いていなかったですねど、逮捕された経験者が社会生活で困るケースに、運転免許証の照会があります。この間、免許証照会で過去の薬物事件の前歴が引っかかり、車の中を捜査され不快な思いをしたという人がたくさんいます。これは執行猶予期間が過ぎても行われています。こんな状況をなくしていきたいですね。

09/12(火) 23:37:01 mk みんなありがとう
皆さんのレスに本当に感謝します。

運転免許証の照会の際の、車内捜査や身体検査ですが、原則としては捜査状(逮捕状?)がなければみだりに身体検査などはできないと聞いたことがあります。
でも、あれですよね、下手に拒んだり法律の知識を表に出すとよけいに疑われますよね。
その件に関しては、二度と国内で使用することはありえないので快く受け入れたいと思います。
問題は、正規の方法で(前科を問う入管検査に「nothing」とか書かないで)アメリカやオーストラリアなどに入国する方法です。
「日本国の犯歴データが国外に共有されていることは絶対にありえない!」と断言できる方がいれば、心強いのですが・・・。
ああ、もう私は海外出張するような会社には働けないのでしょうか?

09/14(木) 15:01:23 城氏部 大麻取締法による社会的損失
みなさんおひさしぶりです。
みきさんの書き込を拝見し、黙っていられなかったので書きました。他人事とは思えず、胸が締め付けられる思いでした。深刻な状況を強いられている様ですが、負けずに頑張って下さい。一日でも早く心の傷を癒やし、通常の社会生活に戻る事が出来る様、心から願ってやみません。
私の知人も今春に僅か数グラムの大麻所持で逮捕され、執行猶予付の判決を受けて帰ってきましたが、問題は彼が受けなければならなかった社会的制裁(損失)が余りにも大きかったことです。
彼は真面目な公務員だったのですが、10年以上勤め上げ築き上げたキャリアも全て無くしてしまわなくてはならなかった事です。もしも彼に家族がいて住宅ローンをかかえていたとしたら一体どうなっていたでしょう。
以前に麻生さんとこの件についてお話をしたことがありましたが、大麻問題に関して、世論と社会的制裁のギャップが余りにも大きすぎるのでは無いかと感じています。
この様なケースは現在では決してめずらしいことでは無いと思いますが、大麻を嗜好しながらもまともに社会参加している人達は大勢いると思います。この様な人達を厳しく取り締まり致命的な社会的制裁を加えていたのでは、日本政府、しいては私達の暮しそのものにとっても大きな社会的損失では無いかと感じています。
幸い彼は今では心の傷も癒え、僅かな退職金を手に海外へ自分供養の旅に出ています(アメリカ・ハワイでは無いのでアドバイス出来ず残念です)が、いずれにしても将来設計と云うか彼の人生を大きく変えてしまったことは変り有りません。
たかが大麻ではありますが、日本の現行法及び現在の大麻に対する社会的理解度の中で、一般の人達が被らなければならないリスクは甚大です。
「来るなら来い!」で戦う覚悟の人は別ですが、取扱いには十分注意して少しでも社会的理解が得られるよう考えていきたいと思っています。

話は変りますが、以前からお預かりしていたカンナビス・ニュース2号(古くなってしまい申し分け無いです)の手配りしきれなかったものが10数部程有りまして、先日、新潟のビレッジ・バンガードに相談したところ、置いて頂けるとのことでしたので新潟周辺にお住まいの方がいましたらお立ち寄りください。

09/14(木) 16:12:50 四二〇 弁当もちのその後
 みきさんへ。
友人に連絡をとってみたのですが、引っ越してしまったようで連絡が取れていません。わかりしだい話を聞いて、ここで書き込みさせてもらいます。
 スモーカーを逮捕する社会的損失は、道路渋滞が及ぼす社会的損失が何十億円にもなるのと似ているような気がします。世間は個人がどんなに良いことをしても忘れてしまうが、悪いことだけはいつまでも覚えているものです。その人の功績と逮捕歴というのはどうしていつも不公平な天秤で量られてしまうのでしょうか。

09/14(木) 20:46:58 mk 個人的意見
みなさんの心温まるレスに、つくづく励まされます。
現在、再就職活動中ですが、自分の未来を信じて前向きに頑張っています。

この機会に、大麻の嗜好目的の所持及び吸引について、個人的なご意見を述べさせていただきます。

歴史的背景、及び医学的生理学的な根拠からすれば、大麻の吸引は法的にも認められるべき存在であると思います。
ですが、その生産から消費に至る「流通」の点で、大麻の合法化は極めて扱いが難しくなると思います。
タバコと同じように、コンビニや自動販売機で流通できるとは考えられませんし、
どうしてもブラックマーケットでの流通というのが、社会的影響を考えた場合、最も困難な問題ではないでしょうか?
暴力団の資金源となってしまい、間接的に犯罪を助長する「悪財」となってしまいます。
許可制や、国営企業での管理というのが、考えられますがスケールメリットを考えれば、大麻吸引者の総数というのはマイノリティでしかありません。そこまでして大麻合法化をするメリットが政府としてはないのです。

私も、合法化支持者ですが生産から流通に至る課税の諸問題を解決できなければ、将来は難しいと思います。

大麻吸引が、日本の文化として社会的に認知され、その有用性も認知され、さらに大麻吸引者がマジョリティを獲得できなければ、未来は明るくありません。
しかし、大麻吸引者がマジョリティになるということは、私のように逮捕者や社会的制裁を背負うものが増えることを意味します。

その点では、私は賛成できないのです。

石原都知事は、台場に巨大カジノを建設しようとしていますが彼のバックには巨大な利権が絡んでいるような気がします。
ああいう人が、「条例内で大麻吸引を認める」とか言ってくれそうなのですが・・・(笑)

なんとかならないものでしょうか?
なんかまとまらない内容でごめんなさい。

PS:四二〇さん。ご迷惑かけて申し訳ありません。でも経験者の話が一番頼りになるのです。。分かったときで結構ですので、また教えてください。

09/15(金) 02:35:40 町娘 RE:個人的意見
mkさん、はじめまして。
逮捕されたことのある人にしか、その精神的苦痛は実感できないのかもしれませんがこんな
社会状況を一刻も早く変えられるよう、頑張りたいと思っています。
現在最就職に向けて活動中とのことですが、もう裁判の結果はでたのでしょうか?
大変な思いをされているところに申し訳ありませんが、ちょっと気になるので教えてください。
 
それとmkさんの個人的意見について私の感じたことを書かせていただきます。

>その生産から消費に至る「流通」の点で、大麻の合法化は極めて扱いが難しくなると思います。
>タバコと同じように、コンビニや自動販売機で流通できるとは考えられませんし、
>どうしてもブラックマーケットでの流通というのが、社会的影響を考えた場合、
>最も困難な問題ではないでしょうか?
>暴力団の資金源となってしまい、間接的に犯罪を助長する「悪財」となってしまいます。
 
私は合法化(あるいは自由化)されれば、その後の流通はブラックマーケットや暴力団の
資金源から遠ざかると考えます。
現在ブラックマーケットで流通し、暴力団の資金源となる原因は非合法だからではないですか?
大麻に対する社会の偏見が取り除かれれば、自分の身の回りの人たちに隠す必要もなくなり、
もっと安全な場所で大麻を流通できる可能性が生まれると思います。


>大麻吸引が、日本の文化として社会的に認知され、その有用性も認知され、
>さらに大麻吸引者がマジョリティを獲得できなければ、未来は明るくありません。
>しかし、大麻吸引者がマジョリティになるということは、私のように逮捕者や
>社会的制裁を背負うものが増えることを意味します。

マジョリティになるということが逮捕者が増えることを意味するというのは、よく解りません。
それに大麻使用者を増やすこと(マジョリティになること)が社会的認知と結びつくとも
私は思いません。個人的に 大麻を使用することが、現行法の重い刑罰や社会的制裁を
受けなければならないほどの罪かどうか考えてみてほしいと訴えているんです。

大麻に関する正しい情報を公表し、吸わない人にも「そんなに悪いものではない」ということを
理解してもらえば、犯罪のイメージから離れ、被害者も減っていくのではないでしょうか。

現状をどうにかしたい気持ちを持つ人なら、悲観的になるより、逮捕されたことを不満に思う人たちや
大麻取締りの現状を変えたいと思う人たちが集まって声を上げていくほうがより明るい未来になるのでは
ないでしょうか?
私の個人的な意見です。誤解があればご指摘ください。

09/15(金) 03:53:56 日鷲 理想な大麻解禁
よくアメリカでは大麻の規制を「禁酒法」になぞっていますよね。
「禁酒法」が廃止になってから、密造酒や闇の酒場やギャングなどは壊滅的な打撃を受け、
ことごとく消えていったのは、当時を題材にした映画などでも良く知られています。
「酒」などは、日本でも酒屋さんで売られていますし、酒造メーカーもいっぱいあります。
しかしそれら全て許認可制で、免許がなければ売ることも作ることもできません。
では「酒」を「大麻」に代えてみたら?
酒類販売の免許を持つ「酒屋」は、同じように大麻販売の免許を持つ「コーヒーショップ」に
一定以上の製造ができ、国から認可されている酒造メーカーは、
改正した「大麻取締法」により認可された農家に、
「酒税」は「大麻税」に。そしてそれらに違反する闇の売人や不正農家などは
改正された「大麻取締法」で厳罰に処せばいいのです。
要は表の経済に乗せちゃえばいいのですよ。なーんも問題ないと思います。

09/15(金) 09:34:26 四二〇 税収
 合法化で一番ネックになるのはどうやって課税するかだと思います。それには免許制による栽培者、販売者の登録になると思います。が、ご存知の通り種からでもクローンでも簡単に栽培できてしまうので、潜在的な税収を把握できない部分も大きいと思います。ここが簡単に栽培・製造できない煙草や酒と違う部分でしょう。
 アムスでは栽培は禁止ですが、闇栽培が横行していてやはりブラックマーケットに流れています。同時にこれが海外に流出し、EU諸国から突き上げられています。

09/15(金) 13:15:47 INDOSMOKE 心配無し
税収とか流通の事まで考える所まで行ってないでしょう・・・ まずは、「大麻の真実」を世間に問う事が先決! 社会問題になる位に・・・ あと、気になったのですが現状、大麻は暴力団の資金源になっているのですか? 覚醒剤は相変わらずですが大麻に関してはどーなんでしょうか? 元をたどると出てくるのかな〜 以前に比べてその辺(暴力団関係)の陰はちらつかなくなっている様な気がするのですが(自分の周りだけ?)いかがでしょうか? 本職曰く「かさばる」「リピートが弱い」「中毒になってよれない」等でやってないとの事でしたが・・・ 「禁酒法」とは時代背景と根本が違いすぎて比較にならないと思いますが、一つ言える事は「多くの人が酒を違法だと解っていても求めていた」事です だから、ブラックマーケットがはびこり、世論によって「解禁」されたのです つまり、大麻も一般の人に知れ渡らなければ(正しい認識について)ならないのです とりあえず、自分のレベルでは税収とか流通に関しては考えても意味が無いと思ってますので、何とか「大麻についての正しい認識」を広めていこうと思っています 
「頑張ってください」とか「陰ながら応援します」より何かアクションを興しましょう!   ENJOY SMOKE PEACE!!  

10/10(火) 21:29:21 MK 裁判結果
みなさん、お久しぶりです。
本日、公判を終えまして「懲役1年6ヶ月、執行猶予3年」の判決が下されました。
自分としては、納得行く判決でした。
もちろん大麻草は没収ですが、パスポートや押収品はすべて還付されます。

この掲示板では、裁判の傍聴を希望していただいたり、さまざまな情報を頂いたりと、本当に感謝しています。

今後の渡航に関して言えば、やはりアメリカとオーストラリアの渡航が厳しいようですね。不可能ではないですが、基本的には「実刑および猶予期間を終えて5年以上経過したもの」というのが、ビザ発給の条件になっているようです。しかし、正確なことは分かりません。あとは、もうその時がきたときに考えるしかないのでしょうかね。。。

改めて、発言させていただきますが、思想的言論的には大麻の開放の立場に立っていこうと思っていますが、法に触れる(不当に厳しい)日本国内で吸引することは、これからもないでしょうし、皆さんにも勧めません。
あまりにも大きすぎる犠牲を考えると、とてもじゃないですが周囲には薦められません。

ロフトプラスワンにも、顔を出したいですが何分こういう身なので、控えます(遠巻きに見ているかも)。
皆さんのこれからの有意義な活動をお祈りしております。


10/11(水) 01:31:53 RE:裁判結果
判決が出たということですが、これまで聞いていた話からすると、重い判決と感じました。
これから、いろいろと不自由があるとは思いますが、頑張ってください。
ところで、マリファナ・ナイトは違法なことをする訳ではありませんし、不都合なことは何もありません。
これまでにも逮捕経験のある方たちからも数多く発言をいただいていますので、心配無用です。

10/12(木) 01:43:04 What's an Abe? RE:裁判結果
MKさん、お久しぶりです。
>自分としては、納得行く判決でした。
とのことですが、私は、どうも後味が悪い、というかもっとはっきり言うと、かなり悔しいというのが本音です。
ちゃんとした社会人が、誰にも迷惑をかけない範囲で「嗜んだ」だけで、どうして「懲役1年6ヶ月、執行猶予3年」になっちゃうんですかね。
まさに人権問題以外の何ものでもないですね。
あの、MKさん、すみません。煽ってるつもりは一切ないし、MKさんの今のお気持ちは当然尊重いたします。
ただ、なんというイヤな世の中だろうと思って、悲しいというか。。。
MKさん、周囲の風当たりなど、いやな思いも多いとは思いますが、どうか頑張ってくださいね、陰ながら応援いたします。
気が向いたら、「医療大麻を考える会」の掲示板にも遊びに来てみてください。

10/12(木) 23:02:40 トビ Re:裁判結果
MKさん、尻の毛まで抜かれてしまったのでしょうか?
もっと怒らなきゃいけませんよ。
どうして納得しちゃうんですか?
本当の害とは逮捕、拘留、起訴された事ではないでしょうか。
自分自身を信じて進んでいただきたく思います。
この悪法の犠牲者と思えてならない。

10/13(金) 13:00:51 MK 総括
連合赤軍の獄中者と獄外者の、意見のぶつかりあいのようですね。
正直、冷ややかな拘置所の独房で,絶望を味わった者としては、体制の怒りというよりも、私の場合、激しい自己批判へと向けられてしまったのです。

「骨抜き」になったのかもしれませんね。
もう2度と、あんな場所に行きたくないですから。
「穏健的」に大麻開放の思想に立つようになったということでよろしいでしょうか?

今回の判決にて、自らの浅薄な行動は「総括」出来たと思うので、
今後、あえて「違法的な活動をしない」ということです。

もちろん、「何で大麻ごときで・・・」という思いはありますが、実際に国家を相手に控訴、上告していけるだけの気概と時間と金銭的余裕のある小市民のかたはいるのでしょうか?
表立って、あの冷え切った裁判所の中で「大麻取締法の法的根拠はなんですか?」とか「大麻は無害だ」と言ってしまえば、間違いなく「反省がない」「親和性がまだ見られる」となり、執行猶予の延長はおろか猶予取り消しにもなりますよ。

だからこそ、幻法体系に怒りも矛盾も感じるのですが、違法と分かっていながら法を犯した自分に対しては、現行法にのっとり制裁が加えられたので、これはこれで「納得」しているのです。

ですから、今後の活動も「非合法」ではなく「合法的」活動にのみ立ちたいということなのです。
PS:最近、猶予がつかないのではと、本屋でむさぼるように獄中者の本を読んでいました。またそういう本は、あの「連合赤軍」の方々の本が多く、つい面白くて最近読みまくりました。
本文中に左翼的な発言があったことは、単に感化されているだけですので、あまり気にしないで下さい。

10/13(金) 13:44:09 麻生 総括について
MKさん、いろいろ大変でしたね。お疲れさま。
少し気になったところがあります。獄中者の書いた本を読まれたとのこと。そして自らの体験から「激しい自己批判」に至ったとのこと。
連赤のメンバーの書いた本の影響もあるのでしょうか。ここがポイントだと思うのですが、確かに連赤の人たちもMKさんも法律に違反して逮捕されたところは共通しています。しかし、連赤の人たちは同志殺害や人質などの問題で自ら倫理的に罪悪感を拭えないのに対しMKさんは、そのような意味での罪悪感はないと思うわけです。
いわば「悪法」により逮捕された一方的な「被害者」(人権侵害の)だと思うのです。その違いを見極めることが大切だと思います。
もうひとつ、言いたいことがありますが、また今度。本当にお疲れさまでした。