05/10(金) 00:14:17 |
マッキー |
現実の話 |
!!!先ほどの書き込みは不思議なことに最後の部分がおかしなことになりました。削除してください!!!
MKさん、はじめまして。
「実際にどうしたら自由化できるか」
口だけでなく行動すること。 何かに参加する事。 力を合わせること。
についてですが、同感です。 「頭でっかちが腰をあげる気持ちになったのは、ここのHPを読んだ時からです」も多くの人に勇気を与える発言だと思います。本当にありがとうございます。
それから、確かに「素晴らしいものと言う」のはそれほど効果ないと思います。効果ある言い方としては、「医療品として素晴らしいのだが、厳しく取り締まられているために国内での研究が進んでいない」ぐらいだと思います。
ただし、低害性について語るのは重要だと思います。その前提がなければ、「大麻問題」が深刻な事態であることが明らかにされません。「大麻問題」とは害がそれほど高くない行為の結果、普通に、健全に暮らしている人が、ある日突然自由を奪われ、家族が傷つけられ、心に深い傷を負うという問題です。
それは、ネット上での「この前こう言っていたじゃん。それに対してこんな意見もあったじゃん」みたいなやりとりとは、全く異質な現実世界での問題です。
ところで、ちょっと前のニューヨーク市長の話ですが、こんな話でした。 ------------------------------------------- ニューヨーク市長が就任する前のインタビューで「マリファナは吸ったことありますか?」という質問に対し、「You bet I did. And I enjoyed it」と答えた。 (訳:もちろんやったよ。よかったよ)
NORMLが、50万ドルの資金を使って下記のリンクの広告をNew York市のバス停や公共の電話機などの広告スペース、さらにNew York Times紙の一面に掲示しました。
http://www.norml.org/pdf_files/NORML_BLOOM_NYT_AD.pdf
広告の内容(要約): 1.多くのアメリカ国民が大麻の経験を認めている(国民の3人に一人。昨年は1900万人)。アメリカ社会において大麻の使用はノーマルな行為と 認識されつつある。同時に大麻がアルコールより害が低いとする認識も一般的になっている。しかしながら、毎年約5万人のニューヨーク市民が大麻 に関連し逮捕されている。逮捕された結果、多くの人が拘留され、中には仕事や奨学金を失う人もいる。多くのニューヨーク市民はこのような逮捕に反対している。「税金の無駄使い」や「テロへの対応に必要な労力の無駄遣い」といった意見が高まっている。
広告の提案: 逮捕の代わりに、節度のある個人使用を容認し、仮に公共の場で大麻を喫煙することがあった場合も、逮捕ではなく現在公共の場での飲酒に対する罰金と同様な罰金刑に刑罰を緩和するのが、常識的ではないだろうか。 ------------------------------------------- それから最近、こんなニュースもイギリスのGuardian紙に掲載されていました。 イギリスGuardinan紙のニュース(4月2日) http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4385766,00.html
要約 昨年10月のデービッド・ブランケット内務大臣による、大麻の薬物規制上の分類をクラスBからクラスCに引き下げる案の実現まであと一歩の段階に差し掛かっています。
(注:現行のクラスBからクラスCに引き下げた場合、個人使用の所持による逮捕がなくなります。いわゆる非犯罪化が実現します)
下院議員の特別委員会は、今のところ内務大臣の案を支持する姿勢を示しています。特別委員会は、大麻をクラスCに引き下げるにあたり、下記の選択肢のいずれかを提案すると見込まれています。
1.新たな大麻供給の規制に関する法案 2.大麻供給の規制の撤去 3.裁判での明確な、大麻供給の容疑に至る所持量のガイドラインの作成
いずれにせよ、クラスCへの引き下げが実現した際、大麻の個人使用の所持に対し、没収と正式な警告の発行のみが行われることになります。
また、クラスCへの引き下げに対する懸念として、指摘されていた「ゲートウェイ理論:踏み石理論(大麻がハードドラッグ乱用のきっかけとなるとする理論)」は、政府の「薬物乱用についての顧問協議会」により否定され、特別委員会もこの見解を支持しています。
イギリスでは、ヘロイン等のハード・ドラッグが犯罪に繋がっているという事実があり、大麻の非犯罪化が実現した際、警察の労力をハード・ドラッグに集中することができるようになります。 ------------------------------------------- 「実際にどうしたら自由化できるか」
世界は進歩しています。何故かというと、大麻は害が低いものである認識が一般的なものになり、大麻への重い刑罰の方が深刻な問題となっていることが明らかになってきているからです。日本は取り残されているように写るかもしれませんが、一歩ペースが遅いだけだと思います。事実、5月6日には井の頭公園に数百名の参加者が集まりました。それは、仰るとおりの「口だけでなく行動すること。何かに参加する事。力を合わせること」の結果だと思っています。
きっと実現する日が来ます。
Skankyさん、こんにちは。6月には「ぐ」で会いましょう。楽しみですね。
|
|