カンナビスト・サロン 過去ログ
大麻は反体制のシンボルか

11/18(木) 22:59:49 全共闘 大麻は反体制のシンボルか
1970年代、マリファナは反戦・反体制のシンボルだった。マリファナを吸うということは
社会からのドロップアウトを意味した。
マリファナ解放運動は、今も、反体制運動のシンボルたり得るか、と言えば
私にはそうは思えない。マリファナは確かに気づきをもたらす。しかし、それが支配者が誰で
どんな悪業非道を行っているかに気づかせるまでにはいたらない。支配者がマリファナを
禁止するのは、民衆が支配・被支配の関係に気づくからだと言う論があるが、
それはあまりにもロマンチックな見方である。インドやエジプトでは民衆がマリファナを
吸っていたにもかかわらず、イギリスの統治から長い間、目覚めることはなかった。
大麻が解禁されているオランダはすばらしいという論もあるが、
私にはそうは思えない。アムスなんか、退屈で1週間もいられない。ヨーロッパ文明の限界も感じる。
ジャマイカには貧困と病気が多い。マリファナ解禁とその社会のよさとは、ほとんど関係がない。
確かに大麻はこの半世紀、西側ではアメリカが禁止してきたので、大麻解禁は反米意識とつながるかも
しれないが、もしアメリカが解禁してしまえば、それまでのことである。
日本でマリファナを禁止しているのは、深い意味はない。アメリカが決めた法律、アメリカの言うとおりに
しているだけである。1947年に取締法ができたときに、この草は気づきをもたらすから、と考えた者は
いなかっただろう。
つまり大麻は社会変革にはつながらない、70年代の亡霊にいつまでもウロチョロされていては
困るということだ。
大麻は単に税金の問題になるときがくるかもしれない。大麻を解禁し、税金をわんさかかけて
それを軍事費にまわそうなんてね。1本1000円とすると、900円は税金だ。タバコアルコールほど
害がないから医療費の削減にもなるし、利幅はでかい。

11/22(月) 11:14:13 コレッシュ Re:大麻は反体制のシンボルか
みなさん遅くなりました。せっかく『本音』についたのにもう変わってる。

 全共闘世代の人達がどうだったのか? なんて僕には分かりません。なんせ新人類(既に死語ですけど)って言われ出した世代なもんで。
 過去がどうあれ、大麻が好きという気持ちに正直であれば、何の問題も無いと思います。ただ、本当は大麻なんか好きじゃないのに、社会変革の一つの方法としてマリファナ解放を叫んでいるなら、僕とは相容れないかもしれませんね。それに、そんなの妄想だと僕も思います。
>しかし、それが支配者が誰でどんな悪業非道を行っているかに気づかせるまでにはいたらない。
 そんな事ないですよ。僕は大麻で気づきました。それ以前から気づいていたのかもしれないけど、強く感じるようになった事は事実です。そういう言い方って全共闘さんも、その亡霊を背負ってるって印象を受けますが。
>インドやエジプトでは民衆がマリファナを吸っていたにもかかわらず〜中省略〜マリファナ解禁とその社会のよさとは、ほとんど関係がない。
 それは、香港なんか客観的に観ていると、英国の占領政策が上手だったのかもなんてね。占領はいけないと思いますが。
 ヨーロッパ文明の限界って、僕が推測するに、多分、一神教の国々が集まった文明だからって事とも関係があるかもしれませんね。それと、大きな政府(それってお節介?)を目指して高い税金を払わせているってとこかなぁ。そのうち個人の生活を圧迫するかもしれないし。でもでも、大麻について寛容になった国々のエネルギー政策や、環境問題政策は見習うべき素晴らしいものがあると思います。国民主導の政治を行っているから、大麻について寛容になったとも言えるけど!?
 ジャマイカは、彼らの文化と資本主義を受け入れられない習慣、一つの選択肢として現状を維持しているような?
 どっちにしても、アメリカの言うとおりにしている国々よりかは、ましだと思いますが。そう言ってナショナリズムを煽るのも嫌いですけど。
>つまり大麻は社会変革にはつながらない
 以上のことから、僕はちょっと違う感じ方をしています。「大麻解放して革命じゃぁ〜」なんて思えないけど、システムを変える事は出来ると思います。ようは構造改革のスピードアップです。それぐらいは大麻で多くの人が気付くと思いますが?
 あと、大麻税を防衛費にまわそうなんて絶対反対です。

11/22(月) 14:39:38 町娘 Re:大麻は反体制のシンボルか
全共闘さん、コレッシュさん こんにちは。
私は大麻が反体制のシンボルだとも思わないし、なっているとも思えません。
全共闘さんの周りには、反体制のシンボルに使っている人がいるのですか?
大麻が社会変革につながるかどうかなんて、現時点ではわかりませんし
それを望んでるわけでもありません(私はですよ)。
結果的に社会変革につながったとすれば、それでいいことだと思います。

11/22(月) 15:40:56 脱兎 大麻は反体制のシンボルかについて
 全共闘さん、ご意見を読んだ感想を述べさせていただきます。
 まず「1970年代、マリファナは反戦・反体制のシンボルだった」という全共闘さんが前提にしている状況認識は、残念ながら納得できません。日本の60年代後期から70年代の反戦・反体制運動を担ったのは主に新左翼勢力であり、その基本的な考え方は、既成左翼(日共、社会党など)は堕落しており(既成左翼を批判するとき「スターリン主義」とか「修正主義」とか、言い方はいろいろありましたが)、マルクス(あるいはレーニン)の基本に戻れという一種の原理主義でした。このような考え方からすると、マリファナは所詮、不真面目な現実逃避の遊びだという程度の認識で、(アメリカなどとは違い)反戦・反体制のシンボルではありえませんでした。これは客観的な状況認識です。
 それから「マリファナ解放運動は、今も、反体制運動のシンボルたり得るか」ということですが、小生の見聞した範囲では誰もそんなことを言っている人はいません。ここのサロンをやっているカンナビストの主張でもそんなことは言っていません。全共闘さんはマリファナは反体制のシンボルたり得ない、あるいは社会変革につながらないということを力説したいようですが、もともと誰もそんなことは言っていないのです(もしかしてオルタード・ディメンション研究会のホームページの麻生結という人の文章について批判しているのかもしれませんが、その文章にしてもマリファナが反体制運動のシンボルだなどとは書かれていませんので、やはり謎です)。
 カンナビストは少数者(この場合、大麻を求める人ですが)の人権を守れと言っています。もしアムネスティ(政治犯の人権を守る運動)に対して反体制運動のシンボルたり得ない、とか社会変革につながらないと言って批判する人がいたとしたら、なんとも的外れなことを言っているなと思われるでしょう。それと同じことです。
 前提が誤っている上に、誰も言っていないことをとり上げ、大上段に否定しているという、なんとも奇妙な文章だというのが全共闘さんの印象でした。基本的なところで大麻の自由化を賛成するという意見なのでしょうか、あるいは反対するという意見なのでしょうか? そもそも全共闘さんの語る「反体制」というのが、何のことなのかさっぱり分かりません。「反体制運動」というのは具体的にはどういう運動団体のこと言っているのでしょうか? ご自分がなにか反体制運動をしていて、それに対しマリファナの自由化運動が障害として立ち現れているというのでしょうか? このサロンは大麻についての話題がメインテーマですから、あまり横道に入りたくはないのですが、一言、聞いてみたいところです。

11/24(水) 14:20:39 mattun RE:大麻は反体制のシンボルか
全共闘さん、はじめまして。『大麻は反体制のシンボルか』を読んで感じたこととわからなかったことを書かせてもらいます。理解したいと思いますので。

>1970年代、マリファナは反戦・反体制のシンボルだった。マリファナを吸うということは
>社会からのドロップアウトを意味した。
どこの国のいつ頃のことでしょうか? また『反体制』『ドロップアウト』の意味がよくわかりません、教えてください。
1970年代、私は日本でteenageのまっただ中にいました。当時から大麻を嗜む人たちを観てきましたが、「大麻は反戦・反体制のシンボルだ」と唱えている人に出会ったことがありません。どちらかというと軟派なノンポリ遊び人といった風情の人がほとんどで社会運動とは全く無縁だったような気がします。また大麻を吸うことによって社会から『ドロップアウト』して反社会的行動に走るといったことも見受けられませんでした。普通に日常生活を営みながら人生をエンジョイしているような人たちで、社会的に害のある存在からは程遠い感じの人たちでしたが。。。全共闘さんのまわりはどうでした?実感(実例をともなった)を聞かせてほしいと思います。
大麻を嗜むことが法律で規制されているにもかかわらず、その法律を犯すという行為をもって『反体制』『ドロップアウト』と仰るのなら駐車違反もタバコやゴミを投げ捨てることも名誉毀損も贈収賄も『反体制』『ドロップアウト』になるんでしょうか?私もカンナビストも『反体制』を標榜していないし『ドロップアウト』を呼びかけてもいません。私の当時の認識は、「いけない遊びのひとつにしてはリスクが大きい(見つかったらお巡りさんに捕まって牢屋にぶち込まれる、頭わるくなってアホになるかも?)から自分はやめとこ」程度のものでしたよ。笑えますけど。

>マリファナは確かに気づきをもたらす。
どういう気づきをもたらされたのか、興味があります。ぜひ聞きたいところです。

>支配者がマリファナを禁止するのは、民衆が支配・被支配の関係に気づくからだと言う論がある
>が、それはあまりにもロマンチックな見方である。
誰が言っているんですか?ロマンチックというよりも妄想だと思います。

>大麻が解禁されているオランダはすばらしいという論もあるが、私にはそうは思えない。アムスな>んか、退屈で1週間もいられない。ヨーロッパ文明の限界も感じる。 ジャマイカには貧困と病気が>多い。マリファナ解禁とその社会のよさとは、ほとんど関係がない。
外国のことはさておき、日本はどうなんでしょうか?『ほとんど』ということは、全共闘さんの仰る『その社会のよさ』と何らかの関係があることになりますが、どういったところなのか気になります、教えてください。

>つまり大麻は社会変革にはつながらない、70年代の亡霊にいつまでもウロチョロされていては困>るということだ。
『70年代の亡霊』とは誰のことですか?カンナビストのことですか?全共闘さんは、反体制活動をされている方なんでしょうか?私もカンナビストも反体制活動や反反体制活動とは無縁ですが、何かお邪魔してます? 具体的にどう困られてるんでしょうか?わからないので対処のしようがありません。社会というものが意識を共有することで成り立っているとするならば、ひとりひとりの意識が変わることによってしか個人意識の集合体である社会は変わらないんじゃないかと思いますけど。

>大麻は単に税金の問題になるときがくるかもしれない。
願望ですか?予測ですか?いつのことですか?ただの可能性ですか?筋書きを聞かせてください。

>大麻を解禁し、税金をわんさかかけてそれを軍事費にまわそうなんてね。1本1000円とする
>と、900円は税金だ。タバコアルコールほど害がないから医療費の削減にもなるし、利幅はでか>い。
大麻=カネですか?何だか戦前・戦時中の国策みたいですね。石油が大麻にとってかわっただけのような気がします。大麻が様々な分野で評価され活用されて産業として成り立ち、結果カネを産み出すことを否定しません。繊維・種に関しては産業として昔から今に至るまで先細りですが続いています。カネ目当てでつくられた1本1000円もする大麻、私はあんまり吸いたいと思いません。