[カンナビストとは]

大麻問題は、日本が真に自由な社会になれるかを問う試金石です。
 大麻(学名カンナビス・サティヴァ)は、1930年代にアメリカで禁止されるまで太古から世界各地で用いられてきたハーブです。人々の意識をハイにする大麻の効果は、心の気づきや癒しをもたらしてくれる平和な世界を求める象徴でもあります。また大麻は繊維素材や燃料、食糧、医薬としても大きな可能性を持っています。
 世界で最古の大麻製品(繊維片)は、日本の縄文時代の遺跡から出土しています。以来、衣食住全てにわたり日本人の生活と大麻は強い結びつきがありました。いま世界の良識ある国々では、科学的調査に基づき大麻には著しい有害性は認められないという見解が定着しつつあり、自由化が進み出しています。
 しかし大麻取締法では、大麻の所持について最高5年、栽培について最高7年の懲役という重い刑事罰を科すことが定められています。そして毎年千数百人もの人が大麻取締法で逮捕されています。一度、逮捕されると被疑者であってもマスコミで実名報道され、職を失うこともあるなど多くの社会的な制裁を被るのです。
 このような不当に厳しく抑圧的な日本の大麻取り締まり状況は、すべての国民は基本的人権の享受を妨げられないとした日本国憲法に反した人権侵害なのではないでしょうか。
 わたしたち「カンナビスト」は、大麻について本音で語り合える場を作っていきたいと思っています。
 「カンナビスト」は大麻の個人使用の自由化を求める非営利のムーブメントです。
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